小学校1年生用の図工の教科書に載った彫刻家のメッセージが深い!

 

絵本「おおきなかぶ」の挿絵などを手がけた、日本を代表する彫刻家の一人として知られる佐藤忠良さん。
彼が子供達にあてた芸術活動の意味について説明しているメッセージが、大人でも心に染み入るほど深い内容だった。

かんたんな表現で表した文章を読めば、芸術の見方が大きく変わること間違いなし!

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彫刻家の佐藤忠良さんがまとめた、芸術活動について的確に説明した文章

image:@room_composite
出典:@room_composite:Twitter

小学校1年生の図工の教科書に掲載されていた、「このほんをよむひとへ」と題された彫刻家・佐藤忠良さんのメッセージ。

図画工作の時間は、上手に絵を描いたり、上手に物を作ったりすることが目当てではありません。
君の目で見たことや、君の頭で考えたことを、君の手で描いたり、作ったりしなさい。

心を込めて作っていく間に自然がどんなに素晴らしいか、どんな人になるのが大切か、ということがわかってくるでしょう。
これが目当てです。
出典:「このほんをよむひとへ」『子どもの美術Ⅰ』

今まで学校教育では、先生に言われてきたことを、先生が望む形で表すのが良しとされてきた。
しかしそれだと、子供本来の持ち味を完全に活かすことはできない。

大切なのは言われた通りにやるのではなく、自分が見聞きしてきた内容を思うがままに表現すること――
そうすれば、今まで見えなかった部分も見えてきて、想像の視野が広がる。

子供でもわかりやすく、かつ「芸術とは何か」という観点を的確に突いていて素晴らしい!

「まさにアートオブライフ」反応リプ一覧

リプでは「これは子供だけでなく、教員も心に留めておいた方がいい」という意見もあがった。
先生から「ああしなさい、こうしなさい」と制限をかけられてしまうと、自信をなくしてしまい図工が嫌いになる子供も出てきてしまう。
だからこそ、こういったメッセージが世間にもっと周知されるべきだと思う👍

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