字に寄生し、文字を吸う「活字喰」という植物の標本図鑑が恐ろしい…

 

この世には、虫を食べたり他の生き物に寄生したりと、色んな植物が存在する。
そして中には、何と本の活字を吸って生きる植物までいるのだとか…

果たしてどのような生態をしているのだろうか?

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活字に寄生し、根を伸ばして字を吸う植物

image:@CaramelAcornLab
出典:@CaramelAcornLab:Twitter

本のページに張り付いた黒い粘菌。
これは「活字喰」と呼ばれる植物で、伸ばした根から活字を吸い取ってしまうのだとか。
光合成はせず字のインクを栄養源としているので、放っておくとどんどん広がってしまい、最終的にはページ全体の字が消えてしまうという恐ろしい生態をしている!

image:@CaramelAcornLab
出典:@CaramelAcornLab:Twitter

根の先には種子があり、これがチャタテムシなどによってあちこち運ばれ、活字のあるページに寄生する。
とても小さく、種だけでは汚れと見分けがつかないので発見が遅れることもしばしば。
もし寄生に気づかないでいると、久し振りに本を開いたら全体が真っ黒に塗りつぶされていたなんてことも(((´◦ω◦`)))ガクブル

そんな恐ろしい植物が実在したなんて…と驚いてしまうが、実はこれ、ツイ主が制作した現代アートだった!
一見本当にこの植物がいそうだと錯覚する出来映えで、実際に根が伸びた先の字が薄くなっている点など良くできている…!

「生命力溢れる作品に感動」リプとツイ主のやり取り

活字を吸うという設定が、蟲師という漫画に出てくる、紙に卵を産みつけて紙を喰う紙魚(しみ)を彷彿させる。
架空の存在を本当にいると見せかけた、リアルなアートに感動!

「活字中毒には辛いw」その他反応リプ

放っておけばどんどん字を消されるので、活字中毒にとっては確かに痛手(つω-`。)
近年は電子書籍も普及している影響で、もし活字喰が実在していたら住みにくい世の中になったと感じていただろうなあ。
しかしこの不思議な生物は、我々の知らぬ間に本当に潜んでいるのかもしれない…

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