飼い主に怒られて膝に乗らなくなった猫が最期にお願いしてきた話に号泣

 

ペットと長く一緒に過ごしていると、いることが当たり前になってしまって大切な何かに気づかなくなることがある。
今回Twitterにアップされていた、あることをずっと我慢し続けてきた猫のお話を見て、「泣いた」「感動した」といった感想が次々と寄せられた。

飼い猫が最期に見せてきたお願いに、涙腺が崩壊すること必至!

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怒られるからずっと我慢してきて、最期に「膝に乗せて」とお願いしてきた猫

image:@kskmkyk
出典:@kskmkyk:Twitter

ツイ主の家族にもらわれ、19年生きた猫のミーちゃん。
出会った当時ツイ主は5歳で、それからはミーちゃんと共に成長した。
一緒にいることが当たり前すぎて、いつか猫又になって不死身のまま居てくれると思うくらいには。

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出典:@kskmkyk:Twitter

そしてツイ主が中学生になったある日。
その日はたまたま虫の居所が悪く、帰宅してもミーちゃんの「おかえり」の挨拶もスルーして制服のまま居間に座り込んだ。
何かを察したミーちゃんが、ツイ主を慰めようとしたのかそっと近づく。
するとカッとなったツイ主が「やめろ!膝に乗るな!!毛が付くだろ!」と怒鳴った。

怒られてシュンとするミーちゃん。
よほどショックだったのか、それ以来誰の膝にも乗らなくなってしまった

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出典:@kskmkyk:Twitter

時が過ぎ、ツイ主が大人になった一方でミーちゃんは確実に老いていった。
いずれその時が来るのを覚悟していた19年目のある日、ついにミーちゃんが倒れてしまう。
病院につれていくと「かなり衰弱しています。最期なのでおうちでゆっくり看取ってやって下さい」と医者から告げられた。

覚悟はしていても、やはり現実となると受け入れがたい。
もっと長生きしてくれる。…いや、そうなって欲しいと願っていると、ふとミーちゃんがおぼつかない足取りでツイ主に近づいた。
そして前足で二度膝をつつく。
それは「膝に乗りたい」という合図だった。

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出典:@kskmkyk:Twitter

ミーちゃんからの最期のお願い――それを悟った瞬間、堰を切ったようにボロボロ涙を零した。
「いいに決まってるだろ…断るわけないだろ……」
膝に乗せてあげると、ミーちゃんが「ニャア」と嬉しそうに目を細めた。
その時改めて、ミーちゃんの体が驚くほど軽くなっていたこと、ずっと我慢させていたことに気づく。

翌日、ミーちゃんは亡くなった。19歳の大往生だった。
とても賢く、優しかったからこそずっと我慢していたみたいだけど、最期は念願叶って本当に良かった😭
ツイ主の「ありがとう」という気持ちが、天国にいるミーちゃんにも届いているはずだと思いたい。

「限られた時間を大切にしようと思った」反応リプ一覧

ペットを飼っている、または飼っていた人を中心に、感動したという声が多く寄せられた。
一緒にいる間は当たり前すぎて何も感じなくても、最期になって見えてくることだってある。
それが後悔として残らないよう、今いる時間を大切にしたい。そう決意させる素敵な話だった😊

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